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急転直下 除角Day その2☆

昨日からの続きです。

除角作業時にいつも利用する食堂で遅い昼食を済ませ、少し作戦会議してからキーストン牛がいるS牧場へと向かいました。

danger今回の記事には刺激的な画像もありますdanger

danger心臓の悪い方、体調の優れない方は注意してくださいdanger

 

みんな心なしか若干、足取りが重いです。

しつこいようですが、

みんなの顔はきれいです。

 

軽トラを走らせること数分、着きましたS牧場。敷地内に入る前に鎖が巻きつけられた頑丈なゲートがあります。それを開けて進むと、、、そこはもうサファリパーク♪

 

 

そう!牛が放し飼いになっているのです!!

 

 

そこらで子牛がちょこまか動き回り、大きな牛は堂々と草を食べています。

ちょっと、信じられない光景ではあります。。。が、これも牧場主のスタンスなのであまり気にしないことにしましょう。

 

 

軽トラで行けるトコまで進むと、鉄柱でできた頑丈な枠場に牛が9頭ばかり捕まえてあります。ツノもそれほど大きくなく、ステンストンで十分いけそうです。さっそくSおじさんに挨拶をして、

 

「牛はあそこにつながれてるので全部ですか?」

 

「いやいや、奥にまだいるから。わははー。」

 

「そ、そうですよねーー汗。。。ちょっと見に行きましょうか。」

 

「まぁまぁ、まずここにいるやつらの除角を頼むわ。」

 

「わ、わかりましたー」

 

と、話してばっかりいても時間が過ぎるだけなので早速作業開始。

 

 

が、どう考えても止血用のコテが足りない。。。

あまり使うことがないので2本しか用意してない。汗

 

しかーーも、

 

モクシを前の牧場に忘れてきてしまったーー。大汗

 

キーストン牛作業困った、、、以前の問題です。

 

 

メンバーMさんにソッコーでコテを借りに行ってもらい、残った私達はたまたまあったモクシ1本で小さい牛の除角をしました。小さい牛かわいい。まじ、ラクショー♪

 

そうこうしてる内にMさんが帰ってきて、本格的な除角開始!

枠場につながれた9頭はガッチリ…という状態ではなく、ロープが長めの若干フリー状態。みんなで牛を固定しようとウンセウンセやってるそばで、除角待ちの牛はツノが長いまま動き回るので気が抜けません。常に周りを気にしながらの作業です。

最初の1頭目は手こずりましたがすぐに要領をつかみ、2頭目からはスピーディーに作業をこなすことができました。ツノの大きさはすべてステンストンに入ります。バイトNくんにも除角コーチングしながらの作業です。
ちなみに除角を済ませるとモクシをはずし、また自由放牧にします。一目散に私達のところから逃げていくよね笑。

そうこうしているうちにSおじさんの姿が見えなくなりました。遠くでは牛の鳴き声が聞こえます。

 

「(この仕事ぶりなら…)ここはお前達に任せた!俺はあっちで牛を捕まえてくる!!」

 

という、おじさんの心の声が聞こえた気がします。

 

 

枠場の除角を終え、牧場の奥へ、牛の鳴き声が聞こえるほうへ移動です。ちなみに軽トラは入れません。除角道具を持ちながら、「Cさーん、そっちから回れますかー!?」「Mさん、どこですかー!?」と牧場内を迷子になりながら次の現場へ。

 

 

ちなみに、キーストンを持つCさん。

Photo

戦場へ行く兵士のようなかっこうです。

キーストンが機関銃にみえます。

 

 

キーストン牛現場に着くと、

牛達は切られるのを待ってましたという顔で立っていました。

Photo_2

いや、スキあらば私達を串刺しにしてやろうという顔かもしれません。

しかも全部で8頭なので万が一頭突かれた場合、最大16個の風穴が開けられてしまいます。

 

とにかく、ツノがハンパないです。

フツーの牧場ではなかなかお目にかかることができない、

 

いや、ぜっっったいに見ることのできないツノの大きさです。

 

本当に私達だけで切れるのか、、、身震いがしました。

マジ、お腹にジャンプ入れてきたらよかった、、、と後悔しました。
(万が一、ツノが刺さっても分厚い本で止まる)

 

時間も押していたので早速作業開始です。

が、作業は慎重に、、、牛がこのくらいの大きさになると人間は完全に力負けです。モクシは常に二本がけ、キーストン隊長のSおじさんの号令の元、慎重に牛を移動させ、暴れて首を振り、ツノがビュンビュン動きまわる中、スキを見て鉄柱に縛りつけます。

Photo_3

さぁ、キーストンの出番です。

私達が「どうやって使うんだっけ?」「確か、こっちが下だよなぁ。。。」とまごまごしているのを見かねたSおじさんが、

 

「貸してみろ、こうやるんだ。」

 

とキーストンを手に持ち、

Photo_5

 

 

「ふんっ!!」

 

 

っと切ると、

 

 

ガツンッ!!

 

 

、、、途中で止まってしまいました。

 

あわわーーと、私も手を貸し、バイトNくんも加わって、、

 

 

むむむーーージョキン!!

 

 

と切ることができましたーーー!!

Photo_4

 

 

「いやいや、ツノを入れた角度が悪かったねー。

もち手が両方とも上を向いてたから力が入らなかったね」

「次は横からやりましょう」

 

なーーんて話していたら牛の顔は血の海です。

ツノの切り口から血がピューピュー。

牛が大きい分、血管も太くて切り方によってはひやむぎくらいの太さの血が1メートルくらい飛びます。しかも1つの切り口から3本くらい。たとえて言うなら日本伝統芸の「水芸」っす!

真っ赤に焼いた鉄ゴテをあててもなかなか血が止まりません。血の勢いでコテも冷めるし、牛も痛がって暴れるし、飛び散る血を手でさえぎりながらの止血作業です。牛がちょっと首を振ると血が体や顔に飛んできます。そうなると一瞬で返り血を浴びた殺人鬼の形相になってしまいます。これでコンビニに行きようものなら女性客は気絶し、店員からはすぐに通報されること間違いなしでしょう。そのくらいハンパないです。

 

キーストンの牛の作業が始まると、

 

今までの牛は、ウォーミングアップだったんだなぁ。

 

とつくづく感じます。

Sおじさんが、「まぁ、こっちを先にやってくれ」と言った意味もわかります。逆のキーストン→ステンストン→パイプの順番では終わりなき戦いみたいだけど、小さい牛から始めて最後にキーストン牛をやることで、

 

 

「待ってましたボス戦!!

 

      俺達の経験値はMAXだぜ!!

 

              かかってこいや!!」

 

って気持ちになれます。全員で力をを合わせて大きなツノを切った時、やり終わった後の達成感も大いにあります。

 

そんなこんなで切ったも切ったキーストンは全部で8頭。

終わった後は血まみれになりながらもみんなすがすがしい顔で、ご馳走になったジュースを飲み干しました。

Photo
 

ですが、みんな顔は血で真っ赤です。

 

 

今回、全体の除角作業は39頭でした。

今までなら1日最大70頭前後作業していましたが、今回は前回からちょうど2ヶ月ということでツノの伸びた牛があまりいなく、頭数自体は少なかったです。キーストン牛に手間と時間がかかってしまいましたが、除角作業引継ぎ後の1回目の作業としては良くやったほうだと思います。

 

最後にSおじさんから、

 

「秋にはキーストン20頭くらいいるからよ、

またよろしく頼むわーーニコッ」

 

 

よよよ、よろこんでお伺いしますーー大汗

 

 

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